見出し写真:陸前高田市横田町の宇南坂(この坂の名はほとんど使われていない)から槻沢に向かう、現在の国道340号線の東側の山中を通る、旧街道が南行を通る所にある、松の古木の根元のお地蔵様、と石碑です。旧街道はお地蔵さんの前を左(北)に行きます。

 

 

 高田(近世の中心は今泉村)から竹駒村、横田村を通り、世田米村に行き、さらに世田米村からは、岩谷堂や水沢に向かう盛街道、江刺往還、また大畑峠を通り下有住村、上有住村に下り、そこから蕨峠、あるいは赤羽根峠に至り、藩境を越えて遠野南部1万3千石の城下町に行くこの道は、藩境はあるものの、種々の物品、塩、五十集なども盛んに行き来した街道であった。

 他の諸街道のように、現在の車の走る道は、その時代、近世の道とは大きく異なっていることが多い。

その近世の旧街道の精確(敢えて精を使用します)に比定し、ここに記録していきます。

 

使用した地図は、国土地理院2万5千分の1で、山野目が加工したものである。

 

すべての著作権は山野目に属します。

 

2024年3月10日 作成開始

2024年4月5日 更新

 

1,高田村から竹駒村

A-1)

現在の自動車道の橋左側の山の縁を旧道は往く。

B-1)ウトヲ坂

 ここをゆるゆる登り竹駒神社に向かう

C-1)竹駒神社参道前を左(西)に横切り、坂を下る。

C-3)ビッキ坂南側登り口

 

 

A-2)

栃が沢の山の旧道脇に石碑群や小祠がある。

B-2)竹駒神社の南に旧街道と

古からの街道松並木が残る。

C-2)

坂を下ると下壷地区に入る。

部落を北上し壷の沢川を渡り

ビッキ坂に向かう。

C-4)ビッキ坂登り口の石碑群。


2,竹駒村から横田村

3,横田宇南坂から世田米村田谷

4,世田米村田谷から火石坂を越、世田米村中心